MCデジタル・リアルティ、
首都圏において36MWの大規模データセンター建設に本格着工

2022年10月31日、東京発 - データセンター、コロケーション、相互接続サービスを日本国内にて展開するMCデジタル・リアルティ株式会社（本社：東京都港区、代表取締役社長 手塚万峰、以下：MCDR）は、2022年10月に首都圏4棟目となるNRT12データセンター（以下、NRT12)の建設に本格着工しました。NRT12の開設により、サーバー用電源36MWの大規模データセンターが追加され、MCDRは国内で計8棟、業界トップクラスの規模となる約170MWのデータセンター（2023年開設予定のKIX13データセンターを含む）を運営することとなります。NRT12のサービス提供開始は2024年初旬を予定しています。

この度着工したNRT12は首都圏（千葉県印西市）のNRTキャンパス2棟目となるデータセンターです。これは、2021年9月に竣工したNRT10データセンター（サーバー用電源容量38MW）の堅調な需要・成約を受け、追加開発に着手するものです。NRT12が完成すると、2棟合計で74MWのデータセンターキャンパスとなり、将来的な追加開発を含めて、周辺一帯に合計120MW超のデータセンターキャンパスを構築する当社の計画にとって大きなマイルストーンになります。

近年、ビッグデータ、人工知能（AI）、5G モバイルネットワークなどの主要なデジタル技術への投資がグローバルに加速しており、日本は、最も成長が著しいデータセンター市場の1つです。中でも東京は、日本の首都かつ企業・金融の集積地として大量のデータを創出しており、今後も日本市場の中核ハブとして、旺盛な需要が見込まれます。

MCデジタル・リアルティ 代表取締役社長の手塚 万峰は今回のNRT12の着工について、次の通り述べております。
「今回、首都圏4棟目のデータセンターとなるNRT12は、当社が運用する他データセンターと同様、キャンパス化による拡張性、大手IT企業や金融機関等が求めるグローバル水準の建物仕様や運営体制、そして高いセキュリティ水準を持ち合わせております。当社は、今後も首都圏および関西圏で大規模データセンターキャンパスを拡張し、お客様により利便性の高いサービスを提供して参ります。」

また、当社取締役COOのクリストファー・ハンも次の通り、今後の展望を述べております。
「欧米同様、日本でもデータトランザクションがより活発化しており、特にハイブリッドクラウドを用いたデジタルインフラの再構築に注目が集まっております。MCデジタル・リアルティは、DLRの提唱するコンセプト、データセンタープラットフォーム『PlatformDIGITAL🄬』を提供し、データセンターの規模やロケーション、構成、エコシステムに囚われない柔軟なデータトランザクションを支援することで、クラウド事業者・企業の双方にとって、より付加価値のあるデータセンターを目指します。」

MCデジタル・リアルティについて
MCデジタル・リアルティ株式会社は、三菱商事株式会社とDigital Realty Trust Inc.（米国上場リート）の折半合弁会社として2017年9月に設立されました。大手クラウド事業者等の顧客がデータ処理等を行う上で必要な高い堅牢性とセキュリテイ、安定した電力・空調、並びにネットワークサービス等を24時間365日提供します。
三菱商事のITや不動産・インフラ知見、並びに、業界大手Digital Realtyのグローバルな顧客網と、　大規模データセンターの開発・運用知見を活かし、本邦データセンター業界を牽引し、社会の発展に貢献します。

※掲載されている製品名、会社名、サービス名はすべて各社の商標または登録商標です。

【本リリースに関するお問合せ先について】

MCデジタル・リアルティ株式会社
マーケティング
Email: marketing@mc-digitalrealty.com